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WRC第13戦、フォーラムエイト・ラリージャパン2023が4日間の激闘を終え、その幕を閉じました。トップカテゴリーのRally1では、TOYOTA GAZOO Racing WRTがトップ3を独占し、トヨタが母国日本で2023年シーズンを最高の形で締めくくりました。

全日本ラリー選手権に参戦する日本のトップドライバーはAHEAD JAPAN RACING TEAMの新井大輝選手です。今大会ではスリッピーな路面が多いなか、FFのPEUGEOT 208 RALLY 4で総合10位に入るという驚異的な成績を収めました。新井選手は「今回の大会はとにかく難しいラリーで、正直言ってメチャクチャ怖かった」と振り返りました。

彼が2WDのプジョー208ラリー4で、4WD勢が走ったコースに挑む難しさについて話す中、これからの成長にとって大きな学びとなったと述べています。また、昨年の全日本ラリー選手権への参戦を通じてコンスタントに実戦経験を積んできたことが、彼の走りにとって確実な糧となっていることを強調し、「やはりコンペティションの中からでしか得られない経験は多い」と語りました。

フィニッシュセレモニーでは来年も参戦したいとの意向を示した新井選手。彼のさらなる進化が期待されます。

来年のレースに大きな期待を寄せつつ、私たちサンオータスも全力で新井選手とAHEAD JAPAN RACING TEAMを応援して参ります。